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生活リズム向上委員会

体に本来備わっているリズムと、ふだんの暮らしのリズム。この二つがうまくハーモニーを奏でた理想的な生活をめざして、かんたんに実践できることを考えていきましょう。

「世界のお風呂」ってどんなの?

クレタ島クノッソス宮殿のバスタブ
クレタ島クノッソス宮殿のバスタブ

今年のゴールデンウィークも、何万人もの人が海外旅行へ出かけたようですね。海外は、言葉も生活習慣も気候も異なります。そして、お風呂も、生活習慣や宗教や気候などの影響で、国によって事情が異なります。今回は、「世界のお風呂」についてお話してみましょう。

世界最古のお風呂は?

現在わかっている世界最古のお風呂は、ギリシャのクレタ島クノッソス宮殿のバスタブです。これは紀元前1500年頃に作られたといわれています。クノッソス宮殿は神話の中の話で、実際には存在しないと長い間信じられてきましたが、1900年にイギリスの考古学者エバンスによって発掘され、実在した事が証明されました。今から約3,500年以上も前なのに、なんと水道管による給排水の設備が整っていたそうです。すごい技術ですね。
ちなみに、英語の「バス=お風呂」の語源は、今から約2,000年前にお風呂好きのローマ人が、大浴場と神殿をイギリスの「バース」という都市に建設して、多くの人が利用したことに由来しているといわれています。

世界のお風呂事情

海外旅行でお風呂というと、まず思い浮かべるのがシャワーですね。しかし、ヨーロッパの人々がまったくお風呂に入らなかった訳ではありません。古代ローマにもイギリスにも大浴場があり、お風呂を楽しんでいたそうです。でもどうしてシャワーが主流になったのでしょうか?それにはいろいろな「説」があります。一説には宗教上「快楽」を禁じたからであるというものや、伝染病のペストが流行したからであるというものもあります。また一時は、お風呂に入らないという非衛生的な時代もあったようです。ヨーロッパ圏でフレグランスが発達したのもうなずけますね。

独特の風呂文化が育まれた国もあります。代表的なものがサウナです。サウナは、フィンランドで生まれた入浴習慣で、サウナストーンと呼ばれる石を熱し、水をかけ、蒸気浴をするというものです。日本にあるような、高温で長く入っているのが辛いといったものではありません。100年ぐらい前までは、ログハウスの一角にサウナルームがあったようです。いまでもサウナを持つ家が多く、家族団らんの場であったり、接待に利用したりしているそうです。フィンランドでは、車の保有台数に匹敵するぐらいサウナがあるといいますから、ある意味カルチャーショックですね。フィンランドの隣国のロシアにも、同じような「バニア」と呼ぶサウナがあります。

変わった入浴といえばインドです。これは入浴というより、沐浴ですね。ヒンズー教への信仰心が篤い人は、毎朝、ガンジス川で沐浴をします。聖なるガンジス川に身を浸すことで、罪を流し功徳を増やして自分自身を清めると信じられているからだそうです。

世界に温泉もあるんだよね?

世界にも、いろいろな温泉があります。今、日本では「温泉」を湯治として利用する人よりも、リフレッシュしたり、リラックスしたり、いわば「楽しみ」として利用することが多くなってきています。そして、日本を訪れる多くの外国人もまた、温泉を利用するようになってきました。最近は、外国人には「Hot Spring」というより、「ONSEN」といった方が通じやすくなっているほど、密かな温泉ブームのようです。

ヨーロッパでは、温泉を治療として利用していることが多く、ドイツにはバーデンバーデン、イタリアにはモンディカティーニに滞在型の温泉があります。そこでは、ドクターがいて、一人一人にあった治療メニューを作成して水中運動と温泉成分による治療を行います。古くは、ナポレオンが温泉を治療に利用したなんていうこともあったそうです。

日本の名湯 登別カルルス

こんな豆知識が頭の隅にあると、海外旅行もまた違った楽しみ方ができますよね。でも、なぜこんなことを知っているんだって? 実は弊社には、調査のために世界の温泉巡りをした研究員がいるんです。うらやましい話ですよね。今回は、その研究員の調査こぼれ話から「世界のお風呂」についてお話してみました。とはいえ、世界のお風呂事情を知ったからといって、世界の温泉はおろか日本の温泉にも出かける暇がない方も多いはずですよね。「ああ、温泉行きたい~」と思ったら、ぜひ「バスクリン」や「日本の名湯」で手軽に温泉気分をお楽しみください!

 

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