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生活リズム向上委員会

体に本来備わっているリズムと、ふだんの暮らしのリズム。この二つがうまくハーモニーを奏でた理想的な生活をめざして、かんたんに実践できることを考えていきましょう。

バスクリン誕生物語

バスクリン

いよいよ梅雨。梅雨は農作物にとっては大切な雨をもたらすために欠かせない季節ですが、毎日ジメジメしてなんとなく憂鬱な気分になってしまいますね。あまり知られていませんが、実はこの梅雨の季節に、初めてバスクリンが発売されました。今回は、バスクリンがどのように誕生したのかについてお話しましょう。

誕生日

バスクリンの誕生日は、昭和5年6月22日です。今年でなんと79歳、来年はいよいよ80歳を迎えます。そんな昔からずっと親しまれてきた「バスクリン」は、誕生当時から「バスクリン」という名前でした。まだまだお風呂のある家も少なく、多くの人が銭湯を利用していた時代に「バスクリン」という名前で販売していたのですから、ちょっと洒落ていますよね。

誕生のきっかけ

くすり湯 浴剤中将湯
くすり湯 浴剤中将湯

「バスクリン」が発売される前、銭湯には「くすり湯 浴剤中将湯」が販売されていました。「くすり湯 浴剤中将湯」は、津村順天堂(現ツムラ ライフサイエンス)の社員が「中将湯」という婦人薬をつくっている時にでる「生薬の残り」を持ち帰り、お風呂(当時はタライで行水するのが自宅のお風呂でした)に入れたところ、体がぽかぽか温まったり、湿疹がよくなったりしたことから、銭湯向けの入浴剤として商品化した、リサイクル商品でした。この「くすり湯 浴剤中将湯」入りの銭湯は、人から人へと噂になり、大変な人気になりました。いまでいう口コミヒット商品みたいなものですね。

しかし、人は常によりよいものを欲しがるもの。今度は「体が温まるのはいいが、夏場のお風呂上りにいつまでもポカポカしたままではかなわない。夏向けの入浴剤はないのか?」という要望がでてきました。そこで、京都大学の教授 刈米博士の力を借りて開発されたのが、爽やかな色と香りの芳香浴剤「バスクリン」でした。誕生当時の「バスクリン」は、夏向きに開発された入浴剤だったのです。

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バスクリンの歴史(バスクリンワンダーランド)

初代バスクリンってどんな商品?

芳香浴剤「バスクリン」
芳香浴剤「バスクリン」

現在の「バスクリン」は医薬部外品ですが、当時は医薬品として販売されていました。

それまでの「くすり湯 浴剤中将湯」は生薬を刻んだものでしたが、「バスクリン」の有効成分は温泉成分である乾燥硫酸ナトリウム(芒硝)と炭酸水素ナトリウム(重曹)となりました。パッケージには大正ロマンティシズムの巨匠 高畠華宵氏の絵を採用し、いまみてもオシャレで素敵な商品です。当時の香りは、爽やかさをイメージさせる「松葉の香り」。150gで50銭。(定価は80銭。)1人分のお風呂用が10gでしたので15人分ということですね。当時銭湯の入浴料が6銭程度でしたので、かなり高額な商品でした。

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バスクリンの歴史(バスクリンワンダーランド)

高度成長期に家庭のお風呂で爆発的ヒット

昭和30年代後半の高度成長期、内風呂のついた戸建て住宅や公団住宅が増加し、一般家庭に内風呂が浸透しました。「遠くの温泉より我が家で温泉気分」というキャッチフレーズのテレビコマーシャルと共に、「バスクリン」は大ヒット商品となりました。この頃ブリキ缶の供給が間に合わなくなり、側面が紙で、底と天面がブリキの容器に変更し、これらの容器も自社工場で生産するようになりました。香りのバラエティも増えた「バスクリン」は、家庭のバスタイムを豊かにしていきます。

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バスクリンの歴史(バスクリンワンダーランド)

現在も進化し続ける「バスクリン」

芳香浴剤「バスクリン」

現在の「バスクリン」は、人間工学の見地から手に持ちやすい楕円形へ変更し、容器は再生紙を利用した紙容器、パッケージには素材の「シズル」感を出した「香りのシリーズ」、そして長年の温浴効果の研究やお客様の嗜好にきめ細かく対応した香りのラインナップを取り揃え、「バスクリン」は現在も進化し続けています。

バスクリン」の歴史は、昭和から続く日本のお風呂の歴史と共にあるといえるかもしれませんね。

 

バスクリン」の誕生月6月、梅雨のジメジメした気分を吹き飛ばしてくれる「バスクリン」の爽やかな香りと温浴効果で、バスタイムを快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?

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