体に本来備わっているリズムと、ふだんの暮らしのリズム。この二つがうまくハーモニーを奏でた理想的な生活をめざして、かんたんに実践できることを考えていきましょう。

夏も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑い日が続きますね。夏の間に浴びてきた紫外線や、強力な日焼け止めの重ね塗りなどが、お肌にも相当ダメージを与えてきたはず。今回は、夏のダメージで弱ったお肌をお風呂や睡眠でケアする方法についてお話しましょう。
(1)お湯の温度はぬるめ
夏のダメージを受けたお肌には、「肌にいいお風呂の入り方」でやさしくケアしてあげましょう。まず、お湯の温度は「ぬるめ」に。熱いお湯は、お肌を覆っている必要な皮脂膜を溶かしやすく、かえって傷ついたお肌を剥きだしにしかねません。また、熱いお湯はお肌への刺激が強く、これもさらに肌ダメージを与えてしまいます。特にいちばん最初に入る「さら湯」の場合は、水道水に含まれている塩素が傷んだお肌を刺激しやすいのでご用心!
(2)スキンケア入浴剤を使って
お風呂にスキンケア入浴剤を利用しましょう。夏は肌の露出も多く、特にうなじから背中にかけては、意外と気付かないうちに日焼けしていることも。毎日のお手入れにスキンローションやスキンミルクなどを使っていても、背中など見えない部分のスキンケアは大変ですよね。スキンケア入浴剤をお風呂に入れておけば、浸かるだけで全身のライトスキンケアができます。「お風呂は最後にシャワーを浴びてから出る!」という方は、スキンケア入浴剤の入ったお湯を洗面器に入れて、シャワー後にかけ湯をするとよいでしょう。
(3)入浴後のスキンケアは10分以内に
入浴後は、10分以内にお顔や手・足のスキンケアをしてあげましょう。お風呂に入ると、汚れと一緒に皮脂膜が取れて、お肌も水分を含み、一時的に「みずみずしいお肌」となります。しかしそのまま放置していると、皮脂膜がとれて水分を閉じこめる「フタ」のなくなったお肌は、どんどん乾燥していきます。入浴後20分もすると、お肌の水分量は、入浴前よりずっと少なくなっています。お肌が乾燥する前に、必要なうるおいをケアしてあげるのが大切です。

「肌にいいお風呂」の入り方は、「ぬるめ」のお湯にスキンケア入浴剤を入れ、お風呂からあがったら10分以内にスキンケアをすること。毎日この入浴方法を心がけて、夏疲れのお肌をいたわってあげましょう。

さて、お風呂でケアしたお肌ですが、やはりその修復やいわゆるターンオーバーには、成長ホルモンが必要不可欠です。成長ホルモンは、眠ってからすぐの深い睡眠段階で分泌されます。この深い睡眠をもたらすには、お風呂に入って血管を広げ、熱放散しやすくしておくことが必要です。ふつう、人は体温(深部温度)が下がるにつれて、眠りに入っていきます。寝る前のお風呂で体温を上げ、そこからスムーズに体温を下げられる状態にしておくと、眠りやすくなります。
また、寝室の温度も大切です。普通は、室温が29℃を超えると「暑く」感じ、寝付きにくくなります。エアコンを利用して就寝前に寝室の温度を下げておいたり、おやすみタイマーを利用したりして、眠りやすい温度環境も整えておきましょう。
夏の終わり、紫外線で傷ついたお肌のケアは、お風呂を賢く使って、ぐっすり眠ること。それが、いつまでも美しく素敵なお肌の秘訣です。ぜひお試しください。
